高額カスタムのSaaSではなく、業務専用アプリで社長の属人業務をボタンひとつへ
営業インセンティブをExcelで管理していた、株式会社Heart Seed(ハートシード)。継続契約のポイント集計が毎月メーカー明細との手突合になり、社長が毎月数時間を取られる属人業務になっていた。市販SaaSは独自ルールに合わず、合わせればカスタマイズが高額になる。業務のほうに合わせた専用アプリを、要件定義から実装まで一貫で作った事例です。
Excelの手計算・手按分に、社長が毎月数時間を取られていた
営業インセンティブを Excel 5シートで管理していました。継続契約から毎月積み上がる「ストックポイント」は、メーカーの入金明細と「誰がいつ獲得した案件か」を突き合わせて担当者ごとに手計算・手按分する必要があり、社長が毎月数時間を費やす属人業務になっていました(計算ミスのリスクも常在)。
商材が増える・レートが変わるたびに数式を手修正。しかも Excel ゆえ全営業が互いの成績を閲覧でき、競争上の統制も効かない。市販SaaSは独自のポイントルールに乗らず、合わせればカスタマイズが高額でした。

業務専用アプリをつくると決めた
独自業務にフィットした専用アプリを、要件定義から実装まで一貫で構築すると決めました。固定率型・変動型それぞれのストックポイント計算をルールとして標準化し、自動化できる形に落とし込みます。
あわせて、4ロールの権限分離(RLS)で「自分の成績しか見えない」統制と、経理への権限委譲を先に設計しました。業務の型を固めてから手を動かしています。

月次をボタンひとつへ。権限分離とリアルタイム可視化
月次処理を「入金確認 → 自動計算 → プレビュー → 確定」の4ステップ・実質ボタンひとつに集約しました(確定はトランザクションで全成功か全取消の非可逆処理)。経理ロールを新設し、月次処理だけを任せられるようにしました。社長からの権限委譲です。
営業担当ごとに目標(年間→12ヶ月へ自動配分)・実績・達成率・前期比をリアルタイムで可視化。AI駆動開発で、要件定義から約2ヶ月で作り上げました。

社長の手が空き、営業が数字で見えるようになった
業務に合わせた専用アプリを持てたことが効きました。複雑なポイント計算・按分が自動化され、経理への権限委譲とあわせて、社長の属人業務が大きく軽くなりました。営業の計画・実績・達成率も、事後ではなくリアルタイムで把握できます。
※ 社長工数の削減量はビフォー/アフターを計測していないため、数値ではなく定性的な変化としてご紹介しています。約2ヶ月という期間は、業務専用に作ってもこれだけの機能をこの速さで出せる、という裏付けとしてご覧ください。