日報を入れれば、請求書まで自動で仕上がる業務一気通貫へ
ハイヤーの運行事業者。日報も割増計算も請求書も手作業でバラバラ、しかも特殊契約の計算がベテラン担当者の頭の中にあり、その人が休むと請求書が作れない状態でした。業務全体を読み解き、日報を入れれば請求書まで自動で仕上がる仕組みを、要件定義から一貫で構築した事例です。
日報・請求がバラバラ、割増計算は担当者の頭の中だった
運行の日報・車両管理表・請求書がそれぞれ独立し、間を人が手作業で転記・集計していました。時間外/深夜・早朝の割増や距離課金、顧客ごとの特殊契約(月額固定+時間超過など)の計算ルールが担当者の頭の中に属人化し、その人が不在だと請求書が作れない状態でした。
車両管理表は車種別に複数ファイルへ分散し、月末に横断集計が必要。この請求業務だけで月10〜15時間を要し(導入前の現状)、割増計算ミスや二重入力のリスクが常にありました。

間違えられない請求業務を、外さずに標準化する
業務フロー全体を読み解き、割増・距離・時間外・特殊契約を計算ルールとして標準化。顧客・契約・車両のマスターを一元管理し(顧客と契約を分離して複数契約に対応)、締め処理・月ロックや請求書のステータス管理まで含めて設計しました。
全画面の動くプロトタイプを本番配信してクライアントに触ってもらい、承認を得てから実装に入りました。完成前に見せて握る進め方です。請求は間違えられないので、土台を先に固めています。

日報から請求書まで、業務を一本につないだ
日報を入力すれば集計→車両管理票→請求書まで自動で仕上がる流れを、要件定義から一貫で構築しました。締め処理・月ロック(日報を直すと自動で未確定に戻る)、請求書の3段階ステータス(ドラフト→確定→発行済み)で誤発行を防止します。
ドライバーはスマホで日報入力、経理・管理者・社長で権限を分ける4ロール設計。会計事務所(CFO)を通じた代理確定→本人最終承認のゲート方式で、確定前に必ず人の目が入るようにしています。

転記ゼロ・属人解消で、業務がつながった
日報・車両管理表・請求書の分断がなくなり、日報を入れれば請求書まで自動でつながる状態に。割増・距離・特殊契約はルールとして標準化され、担当者の頭の中に依存しない形になりました。締め・月ロックと請求書3段階ステータスで、誤発行も防げます。